スノーボードは「回転数」を数えなくても上手さが分かるポイント|ミラノ・コルティナ2026

ミラノ・コルティナ2026オリンピック
引用元:公式X

ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのスノーボードを見ていると、つい「今のは何回転?」「回転数が多い方がすごいよね」と考えてしまいがちです。
実は私も、最初は完全に回転数重視で見ていました。ただ、何試合か見ているうちに気づいたのが、本当に上手い選手ほど、回転数以外の部分で差をつけているという点です。
この記事では、回転数を数えなくてもスノーボードの上手さが分かる“見るポイント”を整理します。

スノーボードは「回転数=評価」ではない競技

スノーボードは回転数だけで順位が決まる競技ではありません
ビッグエアやスロープスタイルでは確かに高回転トリックが注目されますが、採点はそれだけで決まらない仕組みになっています。

評価されるのは、

・技の完成度
・空中姿勢の安定感
・着地のクリーンさ
・全体の流れや構成

といった要素の総合点です。
回転数が多くても、軸がブレていたり、着地が乱れていたりすると評価は伸びません。

逆に、回転数は控えめでも「余裕がある」「きれい」「流れが止まらない」と感じる滑りは、しっかり高得点につながります。ミラノ・コルティナ2026でも、この傾向は変わらないはずです。

「上手い選手」は踏み切りの時点で違う

スノーボードで本当に上手い選手は、空中に上がる前から動きがきれいです。
ジャンプ台へのアプローチから踏み切りまでが非常にスムーズで、無駄な力みがありません。

注目したいのは、

・踏み切り直前に上半身がブレていないか
・板が雪面をまっすぐ捉えているか
・ジャンプに入る動作が流れるようにつながっているか

ここが整っている選手ほど、空中での回転も安定します。
回転数を数えなくても、「あ、この選手は空中に入るまでがきれいだな」と感じたら、その時点で完成度の高いトリックが期待できます。

回転よりも「空中での余裕」を見る

スノーボード観戦で一番分かりやすいポイントが、空中で余裕があるかどうかです。
本当に上手い選手は、空中でバタつきません。

たとえば、

・回転中でも体がコンパクトにまとまっている
・腕や上半身が無理に動いていない
・次の動作を考える余裕が見える

こうした滑りは、見ていて「速すぎて何回転か分からない」のではなく、「落ち着いていてきれい」に見えます。
回転数を数えなくても、余裕があるかどうかで技の完成度ははっきり分かります。

着地を見れば「上手さ」はほぼ答え合わせできる

スノーボードで最終的に上手さがはっきり出るのが、着地の瞬間からその後の動きです。
上手い選手ほど、着地が「止まらず」「流れたまま」次の動作につながります

注目したいのは、

・板が雪面に吸い付くように着地しているか
・着地後に大きくバランスを崩していないか
・そのまま次の技や滑りに入れているか

着地で耐えるような動きが出ると、回転数が多くても評価は下がります。
逆に、回転数が分からなくても「着地がきれい」「流れが続いている」と感じたら、その滑りは高完成度です。

まとめ

ミラノ・コルティナ2026のスノーボードは、回転数を数えなくても十分に楽しめる競技です。
踏み切りのきれいさ、空中での余裕、そして着地から次につながる流れ。これらに注目すると、「この選手、上手いな」と自然に分かる瞬間が増えてきます。
スノーボードに興味を持ちましたら、ぜひ回転数よりも“滑り全体の完成度”を意識して見てみてください。